元気が出るCD!!
今年もこの時がやってまいりました、ツアーに向けてのアルバム発売です。わたしにとっては初めて、フラゲ日が丸一日フリーだったので朝から引き取りに行き、そのまま車の中で最初の一周を聴きました。
まず一言だけ。
よい。とにかくよい。
もともとレコメンやら大倉くんと高橋くんやらで解禁されて聴いた曲がどれも良かったので期待はとても高かったけれど。一つのアルバムとしてのクオリティが高い、と思いました。収録されている曲自体も好みのものだったり彼ららしい個性が出ているものだったりで良いのだけど、それ以上にまるまる通して聴いたときに流れがあって面白いな、と。
とりあえず一曲ずついきましょうか。
1.High Spirits
アルバム購入直前に、彼ら自身が音入れしたインスト曲だと知りました。やっぱり本人たちが演奏してるって思うとアツいですね、ひとつひとつの音をもっと鮮明に聴き取りたくてたぶんこの曲一番聴いてると思う。
みんなそれぞれ見せ場というか、聴かせる部分があってライブでの披露が非常に楽しみな一曲。ギターがどっちがどっちかわからなくてその答え合わせ的な意味でも楽しみ。
個人的にはイントロは錦戸っぽい気がする。中盤ギターソロふたつは最初がやすだくんで後のほうが錦戸じゃないかなあと。あっでもやっぱりイントロやすだくんに弾いてほしい←
あと横山さんまたトランペットの音よくなりましたね。ライブでも緊張するだろうけど、上手く吹こうとせずに他のメンバーの音を感じながらのびのびとやってほしい。自分もそうだったけど、なんだかんだそっちのほうがいい音出るし自分自身も楽しいし。
2.勝手に仕上がれ
一番好き、最高、OKAMOTO'Sさん本当にありがとうございます。
レコメンで解禁されたときの衝撃たるや。まさにこれ待ってた、ですよ。メンバーが煽りに煽ってくる顔が目に浮かぶ。ベース超かっこいいさすがハマ氏とか思ってたらまさかのまるちゃんで。ハマ氏がツイートしてたあのエピソード知ったらさらに心掴まれて(あれ、これ一個前のツアーテーマだ)。極め付けはやすだくんですよね、最初聴いたときリアルに頭抱えました。こっちが恥ずかしいわまったく、と言いたくなる歌い方。
そしてアルバムとして聴くとHigh Spiritsからの流れが素晴らしい。これでアガらないわけがない。もうライブのオープニングはこの2曲だと思ってるし、文字通りわたしの中で勝手に仕上がっちゃってますので。
この2曲がわたしのなかで最高にツボで、今回の記事も半分くらいはこの2曲について書き残しておきたいっていう気持ちで書いてるのでここからはさらっといきます。
あ、シングル曲については割愛で。でもここでがむしゃらっていうのはさらにアガれてしかも有名曲だし、いいと思います。
4.韻踏ィニティ
和楽器の音が入っていることにイメージと違ってびっくり。でも日本の夏祭り感がすき。サビ前の、左右に振ったセリフからの”浮気お嬢さん”がとてもすき。あと間奏のメロディもすき。
5.バリンタン
素直に楽しい。たたいてたんたんたんばり~ん。信五のまっすぐで可愛らしい歌詞とやすだくんらしい曲付け。たぶんこれは信五の歌詞を受けてやすだくんが音を乗せたんじゃないかなと思っているのだけど実際のところどうでしょう。
7.スペアキー
このアルバムの中では異色だな、と。「元気が出る」というコンセプトにまったくそぐわない(笑)でも曲調とか雰囲気とか聴けば聴くほど、いいなあと思ってしまう、さすがマシコさんと言いたくなる曲。歌割からして着替えが入るんだろうか←
9.ナイナイアイラブユー
昔懐かし昭和感漂う歌謡曲。いや振り幅…!と思わずツッコミを入れました。正直あんまり好みではないのだけど、そういう曲こそライブで聴いて好きになるパターンが多いのでこの曲に対してもそれを期待しています。
10.WASABI
きましたこの、田中・野間コンビのガンガンロックテイストなダンスナンバー。この曲解禁された日の明け方5時くらいにたまたま目が覚めて、寝ぼけ眼でツイッター見てたら解禁されたことを知ったので聴いたのだけど、完全に覚醒してしまったよね。
ただただかっこいい。そして歌割りがまたよい。個人的に好きなのは横山さんの”喉のあたりを上昇中”の歌い方と、”本当はずっと好きでした 呆れるほどに一途でした”って歌詞が敬語になるところをやすだくんが歌っているということ。
11.ナントカナルサ
一番最初に解禁された曲ですね。信五から始まる、しかもイントロ無しでいきなり入るっていうのがガツンとくる。KANA-BOONはかじる程度しか知らないけれど、それでも彼ららしい曲だな、と。聴きながらどうしても体を揺らしてしまう曲。
14.ふりむくわけにはいかないぜ
これまたサンボマスターらしさ全開。そしてジャムでも思ったけどやっぱりまるちゃんがとてもハマっている。”苦しむために生きないで あなた自身を愛してくれ 夜風が僕に告げたんだ 渡せよ 自分にラブレターを”ってこの歌詞すごくストンと落ちた。自分にラブレターを、ってすごくいいですよね。さすが山口さん。
あとアルバム全体を通して、やすだくんの表現の幅が広くなったと感じました。特にこの曲で色濃く出てる気がしたからここで書いてるんだけど、これまでのやすだくんにはなかった歌い方をしてるなあ、と(他にスペアキーでも顕著に出てるけど、わたしとしてはこの曲の2番Aメロを推したい)。っていうのをすばるくんがトーキングロックで同じようなこと言っててびっくりと同時に、うんうんやっぱりそうだよねえ!!とうれしくなったのでした。
15.元気が出るSONG
初聴きが車の中だったので、正直歌詞はほとんど聞こえずだったのですが(笑)、まったく予想していなかった曲調でただただみんなの声がやさしいな、というのが第一印象。特にまるちゃん、なんて優しい柔らかい歌い方してるんだ、と。
しっかり聴いたのはドキュメンタリーを見て、歌詞を読んでから。ファンと、それからメンバーに対しての想いをっていうテーマだったはずなのに、どうしてもメンバーへの想いばっかり強くなっているように思えるのはわたしだけでしょうか。あ、批判する気なんてありません、むしろ素敵だなあ、と思う。
この手の曲にはもともと弱いし、特に今はいろいろありまして別の意味でこの歌詞が沁みるので、何度聴いても最後のサビのところで鳥肌たって涙が出ます。きっとライブで聴いてもなくんだろうなあ…(笑)
あとドキュメンタリーのレコーディング場面のやすだくん、色気垂れ流しすぎてて眩暈がしました。なんだあのかっこいいの。セットしてない前髪重めな感じと剃ってない髭。あかんわあれ、たまらん。
では続いてユニット曲。
1.my store ~可能性を秘めた男たち~
なんだかとっても舞祭組←
でも可愛い、作詞が関ジミ3なのがまた可愛い。大倉の”遠吠えなんかじゃないぞー”の、ぞーーー!が完全に遠吠えで可愛い。「・・・顔と名前がさ、一致しないんですよねぇ~」って。可愛い。『僕らが本気出したら、君たちを惚れさすことだってできるんだぞ!』って。可愛い。もうそれ知ってます、惚れてます完全に。ああ可愛い。
可愛いしか言ってなくてごめんなさい、でも可愛いんです。
2.バナナジュース
メロディがとってもお洒落。そしてとっても錦戸らしい遊び心のある歌詞。I just want you to peel me!!とかめっちゃ可愛いんだけど、だけどなんていうかそういうふうにも受け取れちゃいますけど!?とか考えてごめんなさい可愛い路線のままで聴かせてください←
横山さんの”イケナイ美人さハニー!!”の歌い方がすごく好き。アダムとイヴの”猛毒の爪を隠した”とか、ちょいちょい横山さんはわたしのツボをつく歌い方を入れてくる。
3.渇いた花
松原.尊い。これに尽きる。ライブで披露されるとき、たぶん一番緊張しながら聴く曲。
4.LOVE&KING
まさかのKING。まさか今年も入れてくるとは。
にしても、ぱぱぱぴぴぴ…って可愛いの混ぜときながら”I'm キング”のデスボ(と言っていいかわからないけれど、ぽい感じ)入れてきたり迷走してる?でもさすがPeachさんというか、上手いこと料理してくれてると思います。なんだかんだで楽しいやつ(笑)
あと”天真爛漫目指してく way 天津炒飯挨拶は ウェイ”はさすがにいつまでも引っ張られすぎじゃないでしょうか(笑)
あ、冒頭で曲順がとてもよいみたいなこと言ったけど、ここだけはあかんと思う、渇いた花からのKINGはちょっと許せない←
聴いてすぐの感想を残しておきたい、何かに上書きされてしまう前に、と思い少し急ぎ足で書き上げました(実は明日高橋優さんのライブに行くので、どうしてもその前に書いておきたかったのです)。
今回のアルバムは、わりとみなさんおっしゃってるけどわたし的にも過去最高のものだと思っています。どの曲もいい、捨て曲がない。そして関ジャニ∞の成長が感じられる。楽器の面でも歌唱力の面でも。去年のツアーで、彼らの音楽の部分に新しい可能性と期待を抱いたのだけど、それが見事に、わたしの期待以上に発揮されていて感動すらしている。
となるとどうしてもライブにはさらに期待してハードルがどんどん高くなっていっているのを彼らはわかっているでしょうか←
先週土曜日の時点でまだリハが始まっていないと聞いて、この期待が裏切られやしないかと不安なのですが…でも彼らならやってくれると思っています。
ありがたいことにお友達のおかげで12月18日の公演に入れることになり、これがわたしの元気が出るLIVE初日です。
あと一か月少々。楽しみです。